今回の娘の一件で、あらためて
子供の発熱について考えました
うちの娘の場合、普段はとても元気
持病(喘息など)はなく、当日もなんの訴えもありませんでした
夜になって
「ママ、頭が痛い」と言い出したのですが
あまり気にせず、お風呂に入れてしまいました
すると
「ママ、お風呂に入りすぎたみたい、もっと痛くなった」と言うので、さすがにちょっと変だなーと思って
解熱鎮痛薬をのませました (カロナールという一番安全だと思われるものです)
その後、一時間ほどして、寝ている
娘をさわってみたら!!
もうすでに
38度くらいありました
まず、からだのあちこちをさわってみて どこがいちばん熱いかな・・・?と探してみました
すると、どうやらのどの辺りがいちばん熱い
(怖いのは背中の辺りが熱いとき、急性腎炎かもしれません)
すぐに
氷枕を用意して首の後ろのあたりにあてて、
つめたくしたおしぼりを のどにあててみました(その後苦しいから嫌だと言われました)
ちょっと起きたようだったので、起こして水を飲ませました
水と言っても
水でうすめたアクエリアスでした
ぬるい、人肌ぐらいがちょうどいいです
こんなとき、冷たいほうが気持ち良いだろうと考えがちですが
体は熱いのに急に消化器(胃腸)が冷えるとびっくりします
ぬるめの飲み物を与えましょう
熱で心配なのは
脱水なので水分補給は重要です
家の場合、娘がずっとつらそうだったり、苦しそうだったりということがなかったので
病院行ったり、薬のんだりということは(一番最初のカロナールのみです) しませんでした
必要ないと考えたからです
食事も、栄養を考えるというよりも 食べたいと言うものを欲しいだけ与えました
なので、その日彼女が食べたのは
オレンジのゼリー
ブルーベリーのヨーグルト
ハーゲンダッツのアイス
おそば少し
でした。ちょっとたべすぎかな
本来なら、体が病気と戦っているとき、血液は戦闘で手いっぱいなので
消化管で栄養を吸収してる場合じゃないよ!というわけで
食欲もわかないし、たくさんは食べられないはずなんです
むしろ、あまりたくさん食べると病気の治りを遅くすることもあります
(急性、一過性の病気の場合です)
そんなわけで、今回はその日のうちに平熱に下がり、めでたしめでたしでしたが
忘れちゃいけないことは
よく観察することだとおもいます
からだ中点検させてもらって、異常がないか調べる
親じゃないと普段の子供の様子はわからないはずです
おかしい!とおもったら迷わず大きな病院の救急に行ってください
または、普段よく行く病院に相談してください
または、お近くの薬屋さんに相談してください
笹田薬局はいつでも、ご相談に応じる体制でいます